マリナーズのイチロー外野手(36)が23日、故郷の愛知・豊山町の豊山グラウンドで「第14回イチロー杯争奪学童軟式野球大会」の閉会式に出席した。あいさつではユーモアを交えつつ、目標を達成するための過程と、継続することの重要性を子供と父母に力説。同時に来季に向けて、今季達成した自身の記録を更新する10年連続200安打の達成を公約した。
前人未到の金字塔を打ち立てた末の言葉には、説得力があった。今季、大リーグ史上初の9年連続200安打を達成したイチローが、過程と継続の重要性を訴えるとともに、来季への“マニフェスト”を掲げた。
「幸運にも僕は今年9年続けて200本という記録をつくることができた。でも実はその結果ではなくて過程で自分がどうあったか、それが凄く大事。来年以降、僕も今まで続けてきたものを続けていく。このことをここで約束します」
WBC連覇。極度の不振状態でも「結果を残すためには自分が信じてきたものを続けていく」と普段通りのルーティンを貫き、決勝戦での決勝打につなげた。「何かを変えていく必要は全く感じていなかった。それをしてはいけない、とも思っていた」。毎年、200安打への重圧を前にしても、自らが経たプロセスを信じてきた。
過程と継続。それは表彰式で一人一人にメダルを授与した子供たちだけに向けられたメッセージではなかった。「お父さんやお母さんはおなかにお肉が付いて
ダイエットをされている方もいると思う。でも、短い時間で達成できなかった時にやめてしまうでは何も生まれない。達成できなくても頑張る行為が大事」。“らしい”言葉で手本となるべき大人にもハッパをかけた。
今年で14回目を迎えた同大会。あいさつの最後にイチローはリクエストした。「そろそろプロ野球選手が出てきてもいいなという時期なんですけれども、まだ“イチロー杯”を戦った選手がプロ野球に入ったというのは聞いていない。そろそろ聞きたいな、というのもある。それに向かって頑張ってください」。それは子供の夢であると同時に、ともに挑戦を続けるイチローの夢でもある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000000-spn-base
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/12/24/01.html
イチローが「10年連続200本安打」という“マニフェスト”を掲げました。
有言実行のイチロー
どこぞの政府とは違います。
来年もワクワクさせてくれそうです。
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