<日立3ツアーズ選手権>◇13日◇キングフィールズゴルフクラブ
千葉県にあるキングフィールズゴルフクラブで開催された、男子、女子、シニアによる団体対抗戦「日立3ツアーズ選手権」。1つのボールを交互に打つオルタネート方式のダブルス戦で行われたファーストステージ、最大の注目を集めた石川遼、池田勇太組だったが2オーバーで3チーム中最下位。1ポイントの獲得にとどまり夢の初タッグは不発に終わった。
石川、池田組はスタートホールをボギーとするとその後もなかなか波に乗れない。スコアを伸ばせずにいると、1オーバーで迎えた17番パー5では石川のティショットが池ポチャ。ドロップして池田が放った3打目は左バンカーにつかまると、このボールがアゴ近くで目玉となり石川が1打で出すことが出来ず、このホールダブルボギー。最終ホールはバーディとしたものの、チグハグな内容でポイントを稼ぐことが出来なかった。一方このダブルスで輝いたのはPGAチーム。第1組の尾崎健夫、室田淳組が4アンダー首位で3ポイントをもたらすと、石川、池田組に「君達はまだ早いんだよ」と魔法をかけていたという中嶋常幸、渡辺司の自称影のMVPコンビが続き3ポイント。この勢いのままPGAチームがシングルス戦でもポイントを加算し5度目にして初の栄冠に輝いた。
今回は結果が出なかった石川、池田のタッグだが当の石川は好感触。「僕がティショットをミスして、池田さんにラフからセカンドを打たせてしまいましたね。必然的にチャンスにつくことが少なかった」と自身のドライバーのミスがスコアにつながらなかった要因の1つに挙げながらも、「ラインの読みとか、ショートホールのアイアンの番手とかは一緒だったのでやりやすかったです」と相性の良さをアピールした。2010年1月のアジア、ヨーロッパ対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」で再びタッグを組む可能性もあるだけに、コンビネーションの確認が出来たのは好材料。
今大会はシニアの魔法?にかけられ不本意な結果に終わった2人だが、その歯車がガッチリ噛み合えば世界をも驚かすパフォーマンスが出来るはず。再び“遼勇”が並び立つのが今から楽しみだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091213-00000002-alba-golf
http://www.alba.co.jp/news/tour/topics/all/10435
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