大相撲の横綱朝青龍(29)=高砂=が22日、来年初場所後に横綱審議委員会委員を任期満了で退任する内館牧子委員(61)=脚本家=の後任として、プロ野球・楽天の野村克也前監督夫人の沙知代さん(77)を“推薦”した。以前から面識があり、九州場所後にも激励を受けたという恩人で、バックにつけば心強い限りだが、委員を任命するのは理事長の権限。横綱の熱いラブコールは届くのか?
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朝青龍と沙知代さんは以前から面識があり、4、5日前にも電話で激励された。朝青龍批判を繰り返す内館委員の話題になり、沙知代さんは横綱を擁護してくれた。「カツを入れられた」と感謝する朝青龍にとって、大切な友人の一人だ。
折しも初場所(来年1月10日初日、両国国技館)を最後に“天敵”の内館委員は退任する。そこで後任として「(横綱)審議委員会に来てほしい」と沙知代さんの名前を挙げたというわけだ。現在13人いる委員のうち朝青龍に肯定的なのは鶴田卓彦委員長だけで、実現すれば最高の援軍になる。
ただ、横綱審議委員会規則第5条によると、委員を委嘱するのは理事長の権限で、条件も「相撲を愛好し、相撲に深い理解を有する各方面の良識者」となっている。相撲と縁遠い沙知代さんが選ばれる可能性は薄い。
去りゆく内館委員に対しては「日が来れば太陽も沈む。長い間お疲れさまでした。(批判は)自分にとっても人生の財産だった」と殊勝な言葉を並べた。憎んでいるわけではなさそうだが、あれだけ批判を受ければ参ってしまうのも確かだ。
この日、初場所へ向け始動した朝青龍は、23日にはフジテレビ系「笑っていいとも」のテレホンショッキングに出演する。相変わらず土俵外の活動が忙しく、横審委員の批判を受けるのは必至。サッチーでなくとも後任には甘口な人をというのが本音だろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091223-00000014-dal-spo
http://www.daily.co.jp/newsflash/2009/12/23/0002599128.shtml
ムリでしょ。
問題児の推薦とあればなおのこと。
やくみつるの反発が目に浮かぶ・・・
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